私の戯言 2008・9・9
最近のニュースは・えっなぜと驚くのやら・・やっぱりそうか・・と妙に納得する等さまざまです。
しかし自民党主導の長い政権担当は修復不可能な大きな歪が生じ抜き差しならぬ所まで来ているとしか思えません。
思うに、橋本内閣に始まり、無能な首相が続き、小泉内閣で強引に推し進めた日本の構造改革はやはり頓挫状態です。政・経2輪で歩むべきものを、経済改革のみが取り沙汰され、本来政治改革でリードすべき体制がほとんどなにも成されていない。政府はメディアに対し取るに足らない小さな機関の消費削減等を掲げ、あれもやっています、これもと国民の目を逸らすことに躍起になっている。新聞等も政府が発する小手先の政策に終始し肝心の本質を突くこともしない。
日本の現状は年々悪化し、学卒者の半分しか職を確保できず、リストラ後の再就職も難しくましてや正規職を得るなどはなおさらと言う状況になっている。 実際に年収200万円でも夫婦で健康保険、介護保険等で数十万円は支払わねばならず、これで生活ができるのか疑問になってきている。また保険制度も変わり高齢者も毎月の保険料が払えなければ、保険証は取り上げられ、病院の支払いは全額払いが課されるなどの方針が示達されているなどはどうかと思う。
しかし、国民もメディアも自分に火の粉が降りかかるまでは、われ関せず聞き耳持たずであったことも残念である。国民に洞察力が欠けていたことも否めない。
現在の日本経済は大正・昭和の初頭における成り上がり企業の取ったモラルに類似している。企業の強引さを,時の政府が後押しし、結果は、国民を虐げ、やがては、はけ口を求めざるを得なくなり、国民に海外移住を押し付け、そして無謀な戦争へと向かった・・・。
今回も政府は経済を専守し、大企業に優先する法人税の引き下げ、所得税の低減、そして多くの大企業優先の規制緩和を実行した、その結果は急激な労働者の低賃金を招き、職を取り上げ、若者の意欲を喪失させるなど多くの負の指摘がなされている。小泉内閣は結果を推測する能力は無かったとしか思えない、そして国民もメディアもその言に惑わされたのは甚だ残念である。
そして其の方針は今も継続されており、次第に日本全体に浸透し、思いも及ばなかった臨時職員であれ、派遣職員であれ、そして正規職員さえも低賃金層に追い込まれる状況になってきたのは事実である。大企業は未曾有の営業利益を上げているにも拘らずである(法人税は下げたままであるから国の税収は増えない)。
このまま行けば日本は、大企業の少数の金持と、大勢の貧乏人の2極化になりかねない。
此れを是正できるまともな政治家はいませんかね。日本の将来が心配です。
(派閥を否定し、政策で論議すべしとし、また真の外交政策を論じた石田先生が懐かしいです)
<ヨルダン・アンマン 平泉>